義母からの叱責は止まらない。
言い返すことが出来ない私は
ただただ謝るしか出来ず、
当時の私は
本当に気弱な女だった。
今の私なら
「あんたの息子の稼ぎが
足りないから私まで
働いてるんですが?
孫?息子の情事を
聞いてるってことですよ。
やばくないですか?」
等と言い返したのだろう。
義母
「まったく…
私がいないと
本当に何もできないのね!
来週私の家に来なさい。
家族を持つことの厳しさを
しっかり教えてあげるわぁ!」
義母がいつも連絡を
してくる時は何かと
理由をつけて強制的に義実家に
招集してくる。
ついでに私への
文句も忘れない。
そして、そんな態度を取るのは
義母だけではなく…
義父
「おい!
キヌ子さん!酒!」
シユウ
「つまみはないの?」
私
「は、はい…!」
義母
「早くしなさいよ!
のろま!」
リュウジの家族全員が私に
対して嫌らしい態度を取る。
清々しいほどにクズだと思う。