生活を切り詰めて
慣れない自炊にもチャレンジしたけど、
それでも夫の収入では間に合わない。
家賃を抑えるために
安い物件へ引越そうにも、
引越し資金の用意すら厳しいらしい。
こうなることはわかっていたが、
本人の口から直接聞くと
ザマぁ見ろという気持ちで
小躍りしたくなった。
ここで私は、もう一度
物まね作戦をぶちかますことにした。
私
「嫁の収入におんぶに抱っこな人は
お気楽でいいよね!
誰のおかげで生活できていたと
思ってるのかしら。
稼ぎが少ないのだから、
家事くらい完璧にこなせて
当然じゃないの?」
夫
「なんでそんな
ひどいことを言うんだよ」
と、電話越しでも
半ベソなのがわかる夫。
私
「自分が言われると、
半ベソになるくらい
キツイ言葉なんだね」
夫
「え?」
私
「あなた、私に言ったわよね。
忘れたとは言わせないわよ。
【碌な稼ぎもないくせに
専業主婦はお気楽でいい】…」