モラハラ

モラハラ夫にとあるものまねを披露してみた… 【14話】

 

夫は自分の方が高収入だと

高を括っていたのか、

こちらの言い値で承諾。

あ~あ、し~らないっと。

こうして私は高みの見物を

決め込んだのだが、

2カ月もしないうちに

夫から連絡が入った。

 

 

「お前、今
 
付き合ってる奴とかいるの?
 
いなかったら復縁できないか?」

 

 

…おいおい。

どうしてそうなる。

 

 

「離婚して2カ月で復縁なんて…。
 
ありえないでしょ(笑)」

 

 

と拒否した。

 

 

「俺が間違ってた。謝るよ…」

 

 

夫は離婚後の生活を

いろいろと語り始めた。

まぁ、要約すると…

以前の生活を維持しようとすると、

夫の稼ぎでは全く足りないので

よりを戻して

私に生活費を負担して欲しい

とのことだった。

…馬鹿なのかな?

しかもあろうことか、

通帳からの支出が多いから

私がちょろまかして

引き出したと思っていたらしい。

ちゃんと請求書と突き合せたら、

私が一切手を付けていないことも

わかったらしいのだけど。

どこまで失礼なんだろうか、この男。