私
「あのね!あなたに
予め伝えていたわよね!?
それって
手を抜くのとは違うでしょ!?
あなたに引き継いだのだから!
それともあなた、
職場で引継ぎをする前任者は
手抜き社員だとでも
言いたいの!?」
私は止まらない。
私
「だいたいね!
【弁当なんてコンビニで
十分だろ】って宣ったのは、
どこのどなただったかしら!?
覚えていないとは言わせないわ!
こんなくだらない
子供じみた屁理屈を捏ねる暇が
あったら、コンビニでお弁当を
買うほうが
よっぽど建設的でしょ!」
私が捲し立てると、夫は悔し気に
イオリ
「ぐ…」
と言葉を詰まらせて
歯ぎしりをしていた。
この間、義母は私に
向かって頷いたり、口パクで
義母
「もっと言ってやって!」
と応援したりと忙しかった(笑)
しかし、夫の言い分が
あまりにあまりなものなので、
終盤はいつものニコニコ顔から
般若に変貌していた。
普段穏やかな人って怒らすと
怖いっていうけど、
本当だと身に染みた。