義父がオーナー店主を務める
仕出し屋なので、
そのあたりの調整は自由が利く。
義父も諸手を上げて
賛成してくれた。
夫は一人息子だから、
「初孫たちと頻繁に
会えるのが嬉しい」ってね。
お給料もしっかり出るし、
義父母が双子を
可愛がってくれるしで
仕出し屋の手伝いは
良いこと尽くめ。
義実家の仕出し屋は地域でも
弁当屋としても愛されていて、
私もこの年で看板娘扱いに。
年甲斐もなく
ウキウキしちゃってた。
一方の夫はサラリーマンで、
仕出し屋の家業を嫌ってる。
イオリ
「仕出し屋なんて
今どきダサい。弁当なんて
コンビニで十分だろ」
だって。失礼しちゃう。
義母と私が楽しく献立を
練っていると、
仲間外れにされたと思うのか
イオリ
「そんなに利益も
出ないのに、ご苦労さん~」
と嫌味を言ってくる始末。
これはFポイントが
地味に加算されますわ。
地域で評判の仕出し
弁当屋さんだから、義実家の
売上って結構凄い。
いくつかの企業が従業員の
昼食にと注文を取っているし、
冠婚葬祭での需要もある。
そうやって手伝いを
頻繁にしていたら、
私のお給料が夫の手取りを
越えてしまった(笑)