私
「相変わらず
思い込み激しいですね。
私は、お義母さんをちゃんと
敬っていましたよ?
子どものことだって、タカオと
相談して決めたことですから。」
義母
「本当にあんたって、
ああ言えばこう言う!
親の言うことに人に
イチイチ口答えする癖に、
敬ってたって?
どの口がそんなことを言うんだ!」
私が何を言っても
気に入らないんだろう。
私
「口答えはしたつもりは
ありません。
自分の意見を言っているだけです。
意見を
言わせてもらえないんですか?
それは、もうただの都合のいい
人形ですね?
私は、あなたの
人形になるつもりはありません。
それに、タカオの
浮気の原因が私にあるって
おっしゃってますけど、
タカオの帰宅が忙しくて遅くても、
休みが合わずに
時間があまり取れなくても
夫婦でいる努力は
怠ったことありませんよ?」
義母
「あんた!タカオちゃんに
問題があるっていうの!?」
私「はい。タカオに問題があったと
思います…
行動には責任が伴います。
タカオが悪くないと
言い張ることで、私やユヅキさんが
どれだけ傷ついているか
理解できていますか?
過ちを認めて、
誠実な謝罪が大事だと思いますが?」
義母「…!」
これでもかと私を睨みつける義母。
言葉が出ないようだ…。
やれやれ。やっと終わったかな?
と一息ついたところで
夫がすり寄ってきた。
気持ち悪い(何回目か忘れた)
夫
「トウ子!カッコイイね!
母さんにここまで言えるなんて!!
俺、目が覚めたよ!
ユヅキとは別れる!
だから、俺たち元通りだよね?
だからさ、子どものことも
しっかり考えよう?」