浮気

実姉が夫を尾行したらありえない現場に遭遇した…【6】

 

「初めまして。

タカオの妹のトウ子です。

 

兄がお世話になっているようで…

兄は優しいですか?

きちんとユヅキさんのことを

大切にしてますか?」

 

と、夫の方を見ながら言ってみると

 

目を白黒させながら

冷や汗をかいている夫。

 

相当ビビりまくってるんだろう…

ジャケットを脱いだ時

脇汗でシャツの色が変わっていた。

 

気持ち悪っ。

 

せっかく義母から、

この場所にいることを

許可されたので

ジワジワ攻撃していく事にしよう。

作戦変更だ。

 

ユヅキ

「はい!タカオさんは

いつも私に優しくしてくれますよ。

私にはもったない人だなぁ〜

って思うんです。」

 

顔を赤ながら私の誘導尋問に

答えてくれる不倫相手。

 

「兄にこんな可愛い彼女さんが

いるなんて知らなかったなぁ…。

 

なんで紹介してくれなかったの?

お・に・い・ちゃん?」

 

私が雰囲気を察して、大人な対応を

しているとでも思ったのかな?

嘘つき親子の顔に

安堵の表情が浮かんだ。

 

私が味方に付いたと

思ったのなら、大間違いだ!

 

盛大に後悔するがいい。

 

「い、いや!そのうち

紹介しようと思ってたんだぁ!

すまんすまん!!ww

 

トウ子…?お前1人で来たのか?

早く席に戻った方が

いいんじゃない…のか?」

 

「あ!大丈夫だよ!

ちゃんと家族がいたって

伝えてきたからさっ!

…そうだ!

合流させてもらおうかな?」

 

ユヅキ

「どうぞ!どうぞ!

トウ子さんからも、タカオさんの事

いろいろ聞きたいし!

むしろ、いて欲しいです♩」