義母
「トウ子ー!
あんたは!何を言ってるんだ!」
私
「もう、お義母さん(笑)
娘設定はもう終わりましたよ。
あ!でも、義理の娘でしたね?
すみません。ユヅキさん。
タカオに姉妹なんていません。
ここにいるのは私の実姉です。
タカオにとっては
義理の姉ではありますが…」
ユヅキ
「そんな、じゃぁ、私は…」
目に涙を浮かべながら
まっすぐに夫を見ていた。
私
「はい。彼女ではなく、
不倫相手になってしまいます。」
ユヅキ父
「そんな!
それなら、なんでタカオ君の
お母様がここに!?」
私
「私も信じられないんです。
お気づきかも知れませんが、
義母は私のことを嫌っています。
気に入らない私を追い出して、
義母の言うことを素直に
聞いてくれそうな
ユヅキさんを新しい嫁に…
という計画だったんでしょう。
よくもこんなタチの悪い事を
考えついたって思いますけど…」
ユヅキ
「そんな…」
義母
「うるさい!うるさい!
本当に生意気な女だね!
そう言う態度が気に入らない!
そもそも、
お前がここに来なければ
すんなり話が進んでいたものを!
さっさと離婚届を出して
息子と別れろ!
いつまで
タカオの嫁でいるつもりだ!!
孫も産めない、
私に楯突くようなような女は
タカオに相応しくない!!
早く別れろおおおおおお!!」
本性を現した義母の怒号に
ユヅキさんとご両親は
唖然としていた。