私「あ!お姉ちゃん!
遅かったじゃん」
義母・夫「!!!」
ヤヨイ「もう!顔合わせの
予定があるんだったら
私達にもちゃんと教えてよね。
トウ子に聞いて知ったんだから!
家族が一緒じゃないと
顔合わせじゃないじゃない(笑)」
ユヅキ
「え?タカオさん?
お、お姉さんも
いらっしゃったんですか?」
夫
「は…ははは」
目がこれ以上ないほど
動いている夫。
気持ち悪い(2回目)
義母
「…っタカオは
女の子に挟まれてましてね。
それに、こ、この子たちは
えっと、こんな…活発な子に
育ってしまって…その反動かしら、
タカオはとっても優しい子で」
ユヅキ母
「まぁ!うちは
ユヅキ、一人っ子だから
兄妹がたくさんで羨ましいわぁ!」
夫
「ははっ。
で、でも、ウチの女達は
みんなガサツで…」
ヤヨイ
「もう!何言ってるのよ。
タカオったら!
私達がガサツなんて!
どちらかと言うと…ねぇ?」
夫
「ははっ…」
夫の顔は
青を通り越して白くなっていた。
これで終わると思わないでね。
ヤヨイ
「そうだ、タカオ。
ユヅキさんに
ちゃんと説明してくれた?」
夫
「え?何っ???」
ヤヨイ
「結婚前提で
お付き合いしてるなら、
身元を調べないとって事を。」
私
「お兄ちゃん忘れた?
お姉ちゃんが警察官だってこと。
身内になる人の事
調べておくの当然でしょ?」
一同
「警察官!?」
社会の秩序を維持し、法律や規則を
守るために活動する組織が警察。
その身内に、
こんな大嘘つきがいるなんてね…
夫も義母も、今更になって
重要なことを思い出したみたい。
ますます、顔色が悪くなっている。