浮気

実姉が夫を尾行したらありえない現場に遭遇した…【10】

 

私「あ!お姉ちゃん!

遅かったじゃん」

 

義母・夫「!!!」

 

ヤヨイ「もう!顔合わせの

予定があるんだったら

私達にもちゃんと教えてよね。

トウ子に聞いて知ったんだから!

家族が一緒じゃないと

顔合わせじゃないじゃない(笑)」

 

ユヅキ

「え?タカオさん?

お、お姉さんも

いらっしゃったんですか?」

 

「は…ははは」

 

目がこれ以上ないほど

動いている夫。

気持ち悪い(2回目)

 

義母

「…っタカオは

女の子に挟まれてましてね。

それに、こ、この子たちは

えっと、こんな…活発な子に

育ってしまって…その反動かしら、

タカオはとっても優しい子で」

 

ユヅキ母

「まぁ!うちは

ユヅキ、一人っ子だから

兄妹がたくさんで羨ましいわぁ!」

 

「ははっ。

で、でも、ウチの女達は

みんなガサツで…」

 

ヤヨイ

「もう!何言ってるのよ。

タカオったら!

私達がガサツなんて!

どちらかと言うと…ねぇ?」

 

「ははっ…」

 

夫の顔は

青を通り越して白くなっていた。

これで終わると思わないでね。

 

ヤヨイ

「そうだ、タカオ。

ユヅキさんに

ちゃんと説明してくれた?」

 

「え?何っ???」

 

ヤヨイ

「結婚前提で

お付き合いしてるなら、

身元を調べないとって事を。」

 

「お兄ちゃん忘れた?

お姉ちゃんが警察官だってこと。

身内になる人の事

調べておくの当然でしょ?」

 

一同

「警察官!?」

 

社会の秩序を維持し、法律や規則を

守るために活動する組織が警察。

その身内に、

こんな大嘘つきがいるなんてね…

 

夫も義母も、今更になって

重要なことを思い出したみたい。

 

ますます、顔色が悪くなっている。