夫
「まだそんな事
言ってるんだ…
こっちにはトウ子が
録音した母さんの
データがある。
もし、要求をのめないなら
そのデータを持って
弁護士に相談に行く!」
今までの、義母は
どこへ?と思うほど
大人しくなった。
義父
「母さん
…もう帰ろう。
今後は、二度と
関わらないと約束する。
だから、訴えるのだけは
勘弁してくれ。
…迷惑をかけて
すまなかった…」
へらへら、ニヤニヤもせず
真顔で私たちに言ってきた。
初めて義父が少しだけ
頼もしいと思った。
そんな義父を見た義母は
初めは驚いていたけど
納得いかなそうな顔になった。
けど、【弁護士】【証拠】
【訴える】というワードが出たからか大人しい。
もう二度と関わらない
と夫は両親に念押した。
これでやっと
平和な日常が過ごせる
…やっとだ。