嫁いびりがひどい両親に「証拠があると有利」と伝えた結果…【9話】

 

義母

「お前の作った
 
料理が見るからに
 
不味そうだからだろ!
 
作り直せ!
 
こんな不味そうなの
 
親に出すなんて

どういう
 
神経してるんだ!
 
ああ…気分が悪い!」

 

そう言うと義母は

私が作った料理を

シンクへぶちまけたのだ。

もう、言葉も出なかった…

手もつけていないまま

シンクに

捨てられてしまったのが

悲しくて

その場に呆然と

立ち尽くしてしまった。

そこへちょうど

タイミングよく仕事を

終えた夫が帰ってきた。

夫はすぐに家の中の

雰囲気がおかしいことに

気づいて

 

「トウ子?
 
なんかあった?」

 

呆然としていて

すぐに言葉が

出てこなかったけど

夫に今あった事を伝えた。

突然魚料理が食べたいと

言われ、準備をしたのに

料理を変更しろと

無茶を言われたこと。

口答えをしたら

怒鳴られ、せっかく作った

料理をシンクに

ぶちまけられたこと。