課長
「本当は同じ場になんて
いたくないが、簡潔に言います。
恐らく会社から
浮気そのものへの
処分はないでしょう。
ただ、勤務時間内に
君たちがしていたことに
ついては明確なサボり。
給料泥棒です。
このことは上にも
報告せざるをえません」
夫
「申し訳ありませんでした!
それだけは、それだけは、
平にご容赦を!」
ナツメ
「ごめんなさい!
もうしません!
しませんから、
どうか会社への報告だけは
勘弁してください!」
課長
「それは妻としての
お願いですか?
残念ながら他の男性と
関係を持った時点で僕は君を
妻とは思っていません。
書類上は
まだ夫婦ですが、その件は
後日決着をつけましょう。
1日も早く他人に戻れるよう、
協力をお願いしますね」
口調だけは穏やかだが、
発言内容は
中々にシビアな課長。
課長の気持ちを
変えることはできないと
判断した夫とナツメは、
私の方に這い寄って来た。
正直キモい。