浮気

職場の飲み会で夫の恥ずかしい映像を流してみた【3】

 

けれど、夫の認識は私とは

少し異なっていたようだ。

 

「先に寝てて」と言いつつ、

私の体調が優れなくて

本当にベッドで

眠っているときに

行為を迫ることもあった。

 

「ちょっと、今日は

調子が良くないの。

だから、寝かせて…?」

 

フミヤ

「寝かせて?

何言ってんの?

 

俺はさっきまで

仕事だったんだぞ!」

 

「本当に、

頭が痛くて辛いのよ…」

 

フミヤ

「ちゃんと

すぐ終わらせるから!」

 

と言って、強引に済まされた時は

すごくショックだった。

 

本当は嫌だったら

もっと抗議をするべきだった。

 

体調が

悪くないときであっても、

寝入りばなに

起こされることも珍しくない。

 

けれど、

いくら「寝ててよ」と

言われても、

その連絡が入るまでは

私は夫を心配して待っている。

 

フミヤ

「俺よりキヌ子の方が

先に寝てるんだから、

睡眠時間は長いじゃん」

 

せっかく寝入ったところを

叩き起こされて強制的に行為に

及ばれては、

疲れが蓄積されていく。

 

それを伝えても、夫は

私の我儘だと軽く受け流す

ことしかしなかった。

 

こういったことが重なって、

さすがに限界だと真面目に

話し合いの場を設けた。

けれど、

 

フミヤ

「はあ!?誰が

この家の家計を支えてると

思ってるわけ?

確かにお前も少しは

働いてるけどさ!

 

俺は将来の幹部候補だぞ!

それを内と外から支えるのが

妻の役目だろ!夜のことすら

まともにできないなら、

結婚してる意味なくね!?」