私の料理だけマズく作る姑に盛大に仕返ししてみた【7話】

 

さらに貝汁を口にすると、

ほぼ味がせず、

まるでお湯でした。

ほうれんそうのおひたしも

全く味がついておらず、

しかもほぼほぼ生でした。

 

((え?何??
 
ど、どういうこと?))

 

あわてて顔をあげても

義父や夫は普通に

食べています。

 

なんだこれ!?

 

と思った瞬間、爪先に

激痛が走りました。

なんと義母が

私のつま先を

踏んでいるのです。

義母の方をみると、

気持ちが悪いほど

満面の笑みで

 

義母
 
「あら?…どうしたの?
 
お魚の煮物、
 
美味しいでしょ?
 
私の得意料理なの!」

 

その顔は明らかに、

余計なことを

言うんじゃないよ!

と言っていました。

私はその顔に

寒気がしました。

これが俗にいう

嫁いびりというやつか。

ネットやドラマでは

みたことがあるけれど…

まさか自分がされる側に

なるなんて思っても

いなかったので、

かなりショックでした。

しかも義父や夫が

普通に食べていると

いうことは私の分だけ

別にまずい料理を

作ったということです。

義母のその性格の悪さには

めちゃくちゃ

腹が立ちました。