実家では居間に上がり込んだ
元夫一家が悠々とお茶を
啜っていて呆れかえった。
義母なんて、私の姿を
見るなり駆け寄って
手を握ろうとすらしてきた。
叩き落としたけど(笑)
元義母
「あなた、まだ子どもが
産めるんですってね!
息子も、様子を見ながらだけど
妊娠が出来ない
わけじゃないって言われたわ!
うちの子の気持ちが
わかるのはあなただけ!
ね、お似合いの2人だと
思わない?」
思うわけがない。
私の気持ちを踏みにじった
張本人たちが、こんなことを
平気で宣う神経がわからない。
元義父
「前にも言ったが、
子どもを産んで人は
1人前になるんだ。
息子と一緒なら親になれる
可能性もある。
もう1度チャンスを
やると言っているんだ」
元義母
「そうよ!
女に生まれたんだから、
出産は経験しておかないと!
キヌ子さんの親御さんだって、
孫を抱きたいと
思っているはずよ!
そうですよね?」
いきなり話を振られた
私の両親も唖然とするばかり。
元夫も元夫で、満面の笑みで…