ご両親は憤慨していた。
なんせ自分たちは
すでに他界して存在を
消されていたのだから…
そこからは
もうぐっちゃぐちゃ。
ご両親がすぐに
彼を呼び出した。
もちろん私の存在は
知らせないままに。
父親
「おい!今すぐ家に
帰ってこい!!」
すごい剣幕で怒鳴り
つけらたもんだから、
彼も疑問に思いながらも
素直に帰ってきたようだ。
現れた彼は自分の家の
リビングに私が
いることに驚いて
声も出ないようだった。
愕然と立ち尽くしている
彼に奥さんが
泣きながら
奥さん
「ねぇ…これは
どういうことなの?
ちゃんと説明してよ…」