嫁いびりが大好きな義母が親戚の集まりで『まずい料理作るな!』と、料理を捨てた結果… 【3話】

 

特に、長い時間をかけて

古い文化を継承してきた場合、

お弟子さん方の手前がある。 

もしも 

 

弟子「師範のお宅、

別居なさってるんですって」 

「あら。何かあったのかしら」 

 

などと噂になったら、なかなか痛い。 

いつかは改革の余地があるとしても、

急に変えてしまうのは、

影響が大きいものだ。 

それは私の実家も同じこと、

理解も覚悟もしている。 

してはいても、

いびりを受け入れるというのは、

ねえ。 

 

義母「ちょっとキヌ子さん」 

 

この一言も、義母のお願いと

一組になっている。 

掃除をすれば 

 

義母「ふき残しがあるわよ」 

「まさか、畳に掃除機を

かけたんじゃないでしょうね? 

茶がらとほうきを使う、

この程度はしつけられているのよね?」 

 

とくる。