モラハラ

彼氏からのプロポーズ…その後、とんでもないことに【8話】

 

ハヤテ

「いや、まぁ…

ある程度はできると思う」

 

「いざとなったら

コンビニもある。

コインランドリーもある。

掃除だって外注できる。

どうして私ばっかり

家事の負担がかかるの?

2人で生活するんだから、

家事だって2人でするのが

筋じゃないの?」

 

ハヤテ「…」

 

私「そりゃね、インフルで

40度超えの熱を出してるって

言うなら、全力で

看病もするし、家事も全部

引き受けるわよ。

でも、あなた、

普段は元気よね?健康よね?」

 

ハヤテ「…ハイ」

 

「わかりましたか?」

 

ハヤテ

「…ハイ」

 

「じゃあ、

今後ともよろしくね」

 

ハヤテ

「いや、

ちょっと待って!!」

 

「なに?」

 

ハヤテ

「なんか思っていたのと

だいぶ違うから、

しばらく考えさせて

もらってもいいかな?」

 

「大事なことだから、

好きなだけ悩むといいわ。

じゃね」

 

私はファミレスを後にした。

これでハヤテが納得して

結婚に進むなり、

婚約を解消するなりすれば

よかったんだけど…。