ハヤテ
「いや、まぁ…
ある程度はできると思う」
私
「いざとなったら
コンビニもある。
コインランドリーもある。
掃除だって外注できる。
どうして私ばっかり
家事の負担がかかるの?
2人で生活するんだから、
家事だって2人でするのが
筋じゃないの?」
ハヤテ「…」
私「そりゃね、インフルで
40度超えの熱を出してるって
言うなら、全力で
看病もするし、家事も全部
引き受けるわよ。
でも、あなた、
普段は元気よね?健康よね?」
ハヤテ「…ハイ」
私
「わかりましたか?」
ハヤテ
「…ハイ」
私
「じゃあ、
今後ともよろしくね」
ハヤテ
「いや、
ちょっと待って!!」
私
「なに?」
ハヤテ
「なんか思っていたのと
だいぶ違うから、
しばらく考えさせて
もらってもいいかな?」
私
「大事なことだから、
好きなだけ悩むといいわ。
じゃね」
私はファミレスを後にした。
これでハヤテが納得して
結婚に進むなり、
婚約を解消するなりすれば
よかったんだけど…。