幸いなことに息子も、
現夫に似てかなり整った
顔立ちで、我が家族ながら
キラキラしているのだ。
私
「うるさくしてゴメンね。
ほら、例の…。
昔色々あった…」
現夫
「ああ…。
息子は部屋にさがらせるかい?」
私
「もう終わるから大丈夫よ」
私は夫(紛らわしいから、元夫で)
に向き直り
私
「そういうわけで、
私は今幸せいっぱいです。
赤の他人のあなたに
邪魔する権利なんて
あると思います?」
と満面の笑みで告げた。
今の夫も私の隣に寄り添い、
肩を抱きかかえる。
そんな様子を見て
元夫はヨロヨロと
立ち上がりちらちらと何度も
振り返りながら去っていった。
そして今のところ
(とは言っても
ついこの間の出来事だけど)
私たちの目の前に姿を
現してはいない。
元夫の近況も、知りたくもない。
15年前の
思い出したくもない騒動が
いきなりやってきたて
驚いたけど、
私達3人これからも
幸せに暮らしていくよ!!
終わり