夫
「なんだよそれ!!
そ、そんなの認めないからな!」
私
「あなたが認めようが
認めないが関係ないわよ(笑)
裁判所が法的に
私とあなたは他人だって
認めている以上、
どうしようもないわ。
それとも、不倫逃避行が正当な
理由だったと弁明したいの?」
と冷ややかに伝えると、
悔しそうな顔をして黙り込んだ。
私はたたみかけた。
私
「あなた、とっくに姉とは
別れてるんですってね。
老けて姉以外の女性にも
相手にされなくなったから、
私ならなんとかなるって思った?
甘いよ(笑)」
実は5年ほど前に、
義兄のところに
姉が帰って来たのだ。
やり直したいと
謝罪するも義兄は拒否。
実の娘のヒナちゃんにとっても、
急に出てきたオバサンが
お母さんだなんて
信じられなかったようで
ヒナ
「パパ、誰?この人。
ヒナのママになるなんて
嫌だよ!」
と強烈に
拒絶されてしまったとか。
義兄はこのチャンスを逃さず、
離婚手続きと
慰謝料・養育費の請求、
親権の確保に動いた。
私とは違い、一応、姉が
見つかった場合にヒナちゃんとの
関係を見て考えようと義兄は
離婚を保留にしてたんだ。