話し合いたいけど、
その後の長いお説教が
嫌で、ゆううつで。
私が従えは、
面倒な事にならない。
不満は飲み込んだほうが、
話が早い。
私なりに学習した。
そんなときに、
電話がかかってきた。
弟の弟が交通事故に
遭ったという。
日曜日のお昼過ぎ、
私は義実家で片づけと
掃除洗濯をしている
最中だった。
さすがに事情を話して、
義実家から、
搬送された病院へ
直行した。
弟は18歳、
高校三年生だ。
結婚以来、
あまり顔を合わせる機会は
無かった。
とはいえ
仲が悪くなったから
じゃない。
弟の事故を知って、
知らんぷり
できるわけはない。
急いで駆けつけると、
ベッドに寝かされている
弟が、看護師さんに
何かの処置を
受けているところだった。
私「ジュン(弟)!
大丈夫!!」
弟「あ!姉ちゃん」
良かった、
意識はあるみたいだ。
ほっとする。