義父は私たちに
義父
「こいつにはきちんと
責任を取らせます。
今回のこと…
謝って済むとは思いませんが…
本当…本当に
申し訳ありませんでした。」
と、おとなしくなった夫と
彼女を連れ義母と帰っていった。
私は彼の背中に向け
私
「もう、私たちには
連絡しないでください。
後日、弁護士を立てますので
そちらの連絡先へお願いします。」
と伝えた。
聞いているのか
わからなかったけど…
私
「めちゃくちゃ疲れたね…。
ごめんね。
こんなことになっちゃって」
父
「お前が謝ることじゃない。
シゲトくんが謝るべきことだ。」
父と話をしていると、ユウトと
一緒にいてくれた母が
2階から降りてきた。
母
「あなたは何も悪くないんだから
気にしないの!
さて、今日はもう寝ましょう!
明日から、忙しくなるわよ!!」
と母はなぜか張り切っていた(笑)
疲れもあってか、
すぐに寝れた(笑)
もうショックとか、そんなレベルは
とうに過ぎてたし意外と冷静に
対応できたと思う。
弁護士を探すなんて自分には
縁遠い事だと思っていたのに…
まさか、こんな事になるなんて。
ただ、ユウトの父親が
いなくなる事に対して罪悪感はある。
あんなんでも一応は父親だ。
翌日、ユウトに
私
「ユウト?あのね…
もうパパと一緒にいれないんだ。
これからはユウト、
おじいちゃんとおばあちゃん、
ママの4人で一緒…」
と伝えようとすると
ユウト
「そうなの?え!嬉しい!
僕、おじいちゃんと
おばあちゃん大好きなんだぁ」