夫
「ですよねぇ。
俺も言ったんですよ?
別の日にすれば?って。
けど、聞かなくて…。何かそちらで
用事とかあったんですかね?
何か聞いてます?」
母
「そう…
私たちは何も聞いてないわね」
夫
「本当にあいつ
どこ行ってるんだかw
それから、お義母さんたちに
報告があるんですが、
俺ら離婚するんで。
トウ子の荷物は明日にでも
そちらに送ります。
あとはよろしくお願いしますねw」
母
「…っ?離婚?
なんでそんな事に!?」
夫
「トウ子さんのせ・い・で
離婚するんですよぉ〜
なので、もうそちらとは
関係なくなります。では」
シゲトはそう言って
電話を切ったみたい。
自分が追い出したことは
言わなかったそうだ。
しばらくすると、私の母から
離婚すると聞いた義母が
シゲトに電話を入れた。
義母
「あんた!!トウコさんと
離婚するってどういうこと?
それにこんな嵐の中、
小さいユウト君と
一緒に外に行かせるなんて…
何考えてるの!」
夫
「だって、トウ子が
どうしてもって言うから…」
ここでも
自分が追い出したとは
言わずに
話をまとめようとしていたらしい。
義母の電話からしばらくたつと、
シゲトの方から
母に電話をかけてきたそうだ。
母親たちの電話で
不安になったのか、
夫
「トウ子に電話しても出ない!」
と心配しているような
口ぶりだったそう。
私のスマホは家にあるから、
電話に出たくても
出れないだけだったんだけど(笑)
何時間たっても
到着しない私たちのことを心配し、
私の実家に
義両親とシゲトが
集まることになった。