浮気

離婚を私のせいにする夫の結末…【2】

 

帰りが深夜になるのが

日常化していたシゲトが、

その日は珍しく

夕食時に帰宅してきた。

…若い女性と一緒に。

 

「えっ…と、おかえりなさい。

今日は早かったんだね。

 

ところで…そちらの方は?」

 

会社の同僚かな?

とぼんやり考えていた私に、

信じられない言葉が…

 

「こいつ?ミカ!

俺さ、こいつと結婚するから!

 

お前とはり・こ・ん!

だからお前たちは用済みw

今すぐ息子連れて出てけよ!!」

 

私「…んっと…

ごめん…

ちょっと何言ってるか

わからないんだけど…」

 

「わからないってww

お前バカかよw

 

だぁかぁらぁ!

こいつと結婚したいから

お前とは終わりってこと!!

 

お前の頭の中は

子どものことでいっぱいじゃん?

旦那様である俺のことを

放置しているヤツに、

もう興味なんてねぇよw」

 

ミカ

「シゲト君、

ホントかわいそぉ~。

こんな人が奥さんなんて!ぷん!

 

ミカはそんな事しないから

安心してぇ〜。

ミカがこの家で

温かくお迎えしてあげるねぇ〜」

 

私たちのことなんて

眼中にないかのように

2人でいちゃつき始めた。

 

気持ち悪っ…

 

息子はいきなり家に来た2人に

きょとんとしていた…