帰りが深夜になるのが
日常化していたシゲトが、
その日は珍しく
夕食時に帰宅してきた。
…若い女性と一緒に。
私
「えっ…と、おかえりなさい。
今日は早かったんだね。
ところで…そちらの方は?」
会社の同僚かな?
とぼんやり考えていた私に、
信じられない言葉が…
夫
「こいつ?ミカ!
俺さ、こいつと結婚するから!
お前とはり・こ・ん!
だからお前たちは用済みw
今すぐ息子連れて出てけよ!!」
私「…んっと…
ごめん…
ちょっと何言ってるか
わからないんだけど…」
夫
「わからないってww
お前バカかよw
だぁかぁらぁ!
こいつと結婚したいから
お前とは終わりってこと!!
お前の頭の中は
子どものことでいっぱいじゃん?
旦那様である俺のことを
放置しているヤツに、
もう興味なんてねぇよw」
ミカ
「シゲト君、
ホントかわいそぉ~。
こんな人が奥さんなんて!ぷん!
ミカはそんな事しないから
安心してぇ〜。
ミカがこの家で
温かくお迎えしてあげるねぇ〜」
私たちのことなんて
眼中にないかのように
2人でいちゃつき始めた。
気持ち悪っ…
息子はいきなり家に来た2人に
きょとんとしていた…