夫
「俺が精神をやられて
年収も低い。
それなのに生活費を取られたり、
正社員として働いてほしそうな
雰囲気を出したりさ!
プレッシャーだったんだよ!
だから俺は悪くない!
お前が悪いんだ!!」
「お前だって悪い」
から
「お前が悪い」
にシフトチェンジした。
生活を支えて、
ある程度のことには目を
つぶって来た私にこの言い草だ。
私の目つきが変わったことに
気づいたのか、
夫が少したじろいだ。
私はその隙にある物を
スッと差し出した。
通称緑の紙。
離婚届だ。
私
「はい。署名捺印よろしく」
夫
「ふざけるな!
絶対に認めないからな!!」
私
「もう無理。生活費の負担を
させてって、私が8割でしょ。
それなのにアンタは私が
夜勤明けの日だろうが、
家事をちゃんとしたことあった?
せいぜい
お手伝い程度じゃない?
8割も負担した?
仕事も家事も妻ばかりの負担で、
挙句に浮気に走る夫って
客観的に見てゴミじゃん」
一気にまくしたてる
私に対して
夫は何も言えない様子だった。