従業員たちに散々詰られる夫。
キホまで、
キホ
「ええ!?そんな!店長は
仕事ができると思ってたのに!
ポンコツだったの!?」
と夫をポンコツ呼ばわりし始める
始末。
夫
「だ、黙れ黙れ黙れ!
俺1人だって、店の1つや2つ、
しっかり運営できるわ!」
夫はそう吠えたそうだ。
いざ開店してお客様を迎えると、
不手際を連発するキホ。
傷が広がる前にサッと入って
取りなしていた私はもういない。
お客様は当然ながら不機嫌なり、
クレームへと発展。
キホ、ショックで店から飛び出す。
夫、忙しい時間にも関わらず、
キホの後を追って厨房を
投げ出すという
まさかのコンボをかます。
責任者の店長がいないことで、
泥をかぶるのは一般の従業員たち。
キホと夫が職務放棄をしても、
来客は止まない。
数日は従業員たちが店を
切り盛りしたが、それも限界に。
従業員1
「信じられない!
トウ子さんに
5分前行動は社会人として~とか
言ってたくせに、自分達は仕事を
投げ出して!
社会人失格は誰だっての!」
従業員2
「ありえないくらい
最悪の上司だ」
従業員3
「このままじゃ
俺らが持たないって。
迷惑を掛けるのは
忍びないけど、
背に腹は代えられない」