出産直後に離婚を迫る姑。離婚後どん底に落ちる事に…【14話】

 

そこまで察したとき、

私には彼らの行く末まで

予想がついた。

義母は盛大に

勘違いしている。

 

義母

「わかった?
 
跡取りを生んだ
 
あんたはもう、
 
用済みなの。
 
放り出してやりたいのは
 
やまやまだけどw

後で揉めたら
 
お嬢さんのご実家に
 
顔向けできないからね。
 
後腐れなく、
 
500万を払ってあげるわ!」

 

 

「いいんですか?
 
なら、離婚には応じます」

 

 
私がすぱっと要求に

応じると、義母は目を

丸くしたが、

やがてふんと鼻を鳴らした。

 

義母

「やっぱり、
 
金が物をいうってことね。
 
ああ、卑しいこと。
 
こんな嫁を手をキレて
 
良かったわ。
 
そうそう!
 
孫は渡してもらうわよ」

 

 

「こんな嫁で
 
すみませんね。
 
申し訳ないので、
 
こんな嫁が生んだ子は、
 
とてもお渡しできません。
 
私が責任もって育てます!」

 

 

息子の親権譲渡は

断固拒否してやった。

義母は騒いだが、私は

容赦なくナースコール。

ご退場いただいた。

義母と夫の今後が

どうなるか、

理解できる私としては、

大盤振る舞いしてくれた

500万円の慰謝料を

受け取れれば満足だ。

あとは、もうご勝手に

という心境だった。