そこまで察したとき、
私には彼らの行く末まで
予想がついた。
義母は盛大に
勘違いしている。
義母
「わかった?
跡取りを生んだ
あんたはもう、
用済みなの。
放り出してやりたいのは
やまやまだけどw
後で揉めたら
お嬢さんのご実家に
顔向けできないからね。
後腐れなく、
500万を払ってあげるわ!」
私
「いいんですか?
なら、離婚には応じます」
私がすぱっと要求に
応じると、義母は目を
丸くしたが、
やがてふんと鼻を鳴らした。
義母
「やっぱり、
金が物をいうってことね。
ああ、卑しいこと。
こんな嫁を手をキレて
良かったわ。
そうそう!
孫は渡してもらうわよ」
私
「こんな嫁で
すみませんね。
申し訳ないので、
こんな嫁が生んだ子は、
とてもお渡しできません。
私が責任もって育てます!」
息子の親権譲渡は
断固拒否してやった。
義母は騒いだが、私は
容赦なくナースコール。
ご退場いただいた。
義母と夫の今後が
どうなるか、
理解できる私としては、
大盤振る舞いしてくれた
500万円の慰謝料を
受け取れれば満足だ。
あとは、もうご勝手に
という心境だった。