出産直後に離婚を迫る姑。離婚後どん底に落ちる事に…【3話】

 

年齢にしては主任に

昇進するのも早い方で、

将来はけっこう有望だと

思っていた。

もちろん、結婚を決める

理由はそこだけじゃなくて

 

シュウジ

「トウ子は
 
キャリア志向だっけ?
 
いいと思うよ!!
 
俺も、どちらかと
 
言えば…
 
社会に出て
 
バリバリ働く
 
女性のほうが好きだ。
 
共働き前提で、俺と家庭を
 
持つことを
 
考えてくれないか?」
 

「そうね。
 
仕事に理解があるのは、
 
私も嬉しいし、
 
ありがたいと思うよ。
 
共働きなら、家事は
 
分担が基本だと思うけど、
 
シュウジはどう?」

 

シュウジ

「当然だよ。

 しっかり分担して、
 
将来的に子供が
 
生まれたら、お互い育児と
 
仕事を頑張れるように
 
考えよう」

 

 

「育児も
 
分担してくれる?」

 

 
シュウジ

「もちろんだ!
 
俺から頼みたいくらい!」

 

 
私が理想としていた共働き

家庭を築くのに、

彼は同じ考えをしていると

確信できたからでもある。

私も、シュウジとなら

きっと良い人生を

歩めると思った。

考えが一致していると

いうのは、とても

大事だと信じていたから。