私「主人が本当に申し訳ありません…。
処分は如何様にでもお願いします」
と私は頭を下げた。
社長も
社長
「いや、仕事を理由に女性と2人で…
だなんて、職場としても
監督不行き届きです」
と、謝罪合戦になった。
社長は気を取り直して、
夫の社用携帯に連絡を入れるも
留守電で夫は出ず。私に、
社長
「お手数ですが、
奥さんからも
お電話入れてくれますかな?」
と頼んできた。
私は少しだけ悲しそうな表情を作って、
私
「それが…主人からは
【何があっても連絡はするな】
と、キツく言われておりまして…。
電話もLINEも
メールも拒否してるんです。
私が連絡を入れても、
無視されるのがオチだと思います」
と言ってみた。
社長は目を見開いた後、
深いため息をついて
社長
「マサヤ君の今回の行動は、
社会人としてあるまじきことだと
言わざるを得ません。
奥様には大変心苦しいのですが、
会社としてはそれ相応の
対応をするつもりです」
と私に宣言した。
私
「仰る通りです。
今回のことは、全て主人が悪いのです。
どんな処分でも、
私に遠慮することだけは
なさらないでください」
そう伝えて
頭を下げて帰って来た。