義母
「あんたたちの
部屋はここにはないよ。
もし、部屋に入りたいなら
クローゼットの中を
貸してあげるから、
その中で寝なさい!
ただし、1ヶ月10万円
払ったらの話だけどねw」
バカくさくて
話にならない…
私
「じゃあ、出て行きますね。
実家に帰ってもいい?
お父さん」
義母
「え?お父さん?」
義母と話をしてても
埒が開かないと思い
隣にいた父の顔を見た。
私以外に人がいると
気づいていなかったのか、
キョロキョロと
目が泳いでる…
しかし、私の父がいても、
義母の勢いは
衰えることがなかった。
義母
「実家に出戻るなんて
恥ずかしい嫁ねw
誰の子供か分からない
赤ん坊も連れてさっさと
目の前から
消えてちょうだい!」
勝ち誇ったかのように
高らかに笑う義母。
義母に向かい、
父が静かに口を開いた。
父
「あなたがこんな人だとは
思いませんでした。
とても、残念です。
この事はあなたの旦那さんに
報告させてもらいますので」
と言い、父は運んできた
荷物をまた車に運ぶため
引き返した。
状況がいまいち
理解できていない義母は、
あざ笑って言う。
義母
「旦那に言って
どうなるのよww
あなたたちみたいな
出来損ない一家に
旦那が聞く耳を
持つはずないじゃない!!
むしろ、私の味方に
なるはずよ。
旦那は社長なのよ!
何の仕事してるか
わからないような
あなたたちなんて
相手にしないわよ。
わかったらさっさと消えて!
戻ってこないでよ!!」