私
「だったら
直接ケンジさんに
聞いてみたらどうですか?
妊娠の報告だって
ケンジさんから
聞いたんですよね?」
義母
「やあね。
私はあなたに聞いてるのよ。
その子は誰の子かって」
何を話してもわかって
もらえないのかと
呆れてしまう。
ヒロトのことも
こらから悪く言わるのでは
ないかと怖くなった。
さっさと帰ってほしい…
私
「…私、疲れてるんです。
すみませんが、
また後日、この子の顔を見に
お義父さんと一緒に
来てもらえませんか?」
義母
「はぁ?何言ってるの?
ここは私の場所なのよ?」
義母は突拍子もないことを
言い出したのだ。
義母
「ここには私が
住むことになったの!」
私
「え?ちょっと…
意味がわかりません」
義母
「私を追い出そうと
したって無駄よ。
むしろ、このタワマンの主が
私なんだから、
私に逆らったら
あなたたちがここから
追い出されるのよw」
めちゃくちゃすぎて、
訳がわからない。
私
「この部屋は、元々
私の持ち家ですよ?
それなのに、なぜお金を
支払っているわけでもない
お義母さんが、
この家の主になれると
思ってるんですか?」
義母
「この部屋の主は
ケンジでしょ!
何言ってるのよ!!
そのケンジを産んだのは私。
そんな私をケンジは
この部屋に
招き入れたんだから、
この部屋の主導権を
私に明け渡したのも
同然じゃないの!」
私
「え…?本当に
そんな理屈が通るとでも
思っているんですか?」
義母
「この家の大黒柱は
ケンジなの!
そのケンジの母親である私は
もっと偉いのよ!!」
もういい加減にしてほしい…