その後、元夫からの接触は
パタリと止んだ。
一方で私の方は元夫に用事が
出来てしまったので、
こちらから連絡を入れた。
元夫
「おいおい、今更なんだよ。
俺は今忙しいの」
私
「用件があったんだけど…、
忙しいって、
何でそんなに忙しいの?」
元夫は「待ってました」
とばかりに声を弾ませ、
元夫
「俺、例の彼女と
結婚することになってさ~!
その準備で忙しいから、
お前らになんて
構っていられないんだ」
私
「それはそれは…おめでとう。
で、用件は2つあって、
ひとつ目はエマとの面会は今後、
どうするのかなって」
元夫
「あ…ん~。もういいや。
どうせ俺の所にも
子ども生まれるし、
彼女と俺の子ならエマより
可愛い子ができるっしょww
そっちで大事にしてやってよ!!」
元夫にとっては
我が子もアクセサリーの
一種なのかもしれない。
まあ…前々から
何となく気づいてはいたけど。
私
「そう…わかった。
ふたつ目はあなたと奥さんに
慰謝料の請求をするわ」
元夫
「はあー!?慰謝料!?!?
なんだよ!デタラメ言うな!
こっちこそ訴えてやるからな!」
私
「…最近、あなたと奥さんが
私とあなたが離婚する前からの
関係だって
教えてくれた人がいるの」