エマ
「ママ、あのおじちゃん達
帰っちゃったねぇ」
と、エマは呆然としていた。
私は、
私
「ママとエマは2人で
遊園地で遊んじゃおっか!」
エマ
「パパもこれから来る?」
とエマが聞くので、現夫も合流し、
結局いつものような休日を
過ごすことになった。
その後も元夫は性懲りもなく
エマに会わせてほしいと
催促を続けてきた。
元夫
「この前みたいな不意打ちは
もうしないってぇ。
だから頼むよ!!
エマにとって可愛がってくれる
大人が増えるのはいい事じゃんか」
元夫の言うことに
一理ある気もする…。
私が元夫と関わりたくない
という感情的な理由でエマを
実父から遠ざけていいものか。
正直、悩んだ。
私
「わかった。
だけど、今度はエマは私に同伴、
あなたは彼女さんなしで面会。
場所も私が指定する。
この条件は譲れないわ」
と伝えたところ、
元夫はあっさりと了承。
当日を迎えることとなった。