モラハラ

産後の私に心無い言葉で追込む夫【14話】

 

カトウ先輩奥さん

「子供が3人

だろうが1人だろうが、

子育てが大変なことに変わりは

ないんです。

 

子供の命を

預かっているわけですから。

たった1人で命を守るって、

精神的にも肉体的にも、

どれだけ大変なことか…

 

わかりますよね?」

 

どんどん低くなる

先輩奥さんの声に、

夫はビビッて後ずさりをした。

 

「あの…、私、

段取りがよくないとか

そういうことを言われてしまう

んですけど、奥様はどうやって

工夫されてますか?」

 

カトウ先輩奥さん

「段取り?

子育てに段取りなんて、

あってないようなものよ!

もしかしたら小中学生になれば

そういうことも

できるように

なるかもしれないけど…

 

赤ちゃん相手に段取りなんて、

思い通りにはいくはずないわ!

大変になったらまずは

旦那さんを頼る!

子育ては基本的に

夫婦でするものなんだから!」

 

大先輩の奥様に

言ってもらって、

私はホッとした。

私が間違っていた

わけじゃないんだ…

 

カトウ先輩奥さん

「それにね、

お父さんがお母さんの

悪口を言って、平気な

子どもっていないと思うわ」

 

奥さんは

眉を下げてそう言った。