ある日を境にいきなり変わった娘…【14】

 

コンドウ先生も、

ハタナカ先生と学年主任の先生の

言葉の後は余裕をなくし、

見るからに焦っていた。

 

校長

「コンドウ先生!

またですか!」

 

校長の目は怒りに燃えていた。

 

教頭、ハタナカ先生、学年主任は

冷たい目で

コンドウ先生を見ていた。

 

コンドウ「す、すみません!

許してください!

 

モモカさんが可愛くて

反応を見るのが楽しくて

エスカレートしてしまいました!」

 

コンドウ先生は膝をついて額を

床にこすりつけた。

 

…可愛いから?

…反応が見たくて?

 

そんなくだらない理由で

私の大事な娘に、

セクハラを続けていたというの?

 

まだ13歳の子どもに?

いい大人が?

こんな人が教師なの?

 

私の気持ちを

そのまま代弁してくれたのは

夫だった。

 

ツカツカと

コンドウ先生に歩み寄り

 

「あなた…

自分の許されざる行為を、

あろうことか被害者である

モモカに、私の娘に

被せようとしましたね?

 

虚言癖?

嘘をついていたのは一体、

誰なんだ!!!」