モラハラ

専業主婦の私を見下し推し活を邪魔する夫…【4】

 

「それに、年金だってどんどん

減らされたりしてるから、

老後のことも

見直す必要があると思うの。

 

私だってまだ元気で

働けるのだから、今のうちに

少しでも稼げればいいかなって

思ったのよ」

 

「本気か?今どきの

若い連中だって職探しが

難航してるんだぞ。

 

25年も専業主婦一筋だったのに、

どこが雇ってくれるって

言うんだよ?

まったく、専業主婦って言うのは

見通しが甘いんだ」

 

と、バカにしたように言う夫。

 

「それは高給で長く続けられる

お仕事を探す場合でしょ?

 

パートならそうでもないのよ。

飲食店やスーパーは人手が

不足しているくらいだわ。

現に、今日面接に行ったら、

【ぜひ来週から来てください!】

って即採用されたもの」

 

と、ちゃっかり

事後報告をする私。

夫は顔を真っ赤にして

 

「なっ!!お前…!

そんな大事なことを

俺に相談なしに、

だと!!!

家事はどうするつもりだ!?」

 

とプルプルしてた。

 

「私だって一応相談してからに

しようとは思ったのよ?

だけど、面接の申し込み電話を

したら、すぐに来てくれって

話だったし…。

ここで「ちょっと待って」

なんて言えば採用が見送りに

なっちゃうと思ったのよ。

 

老後のことを考えると、

あなたも一通りの家事は

できるようにした方が

いいと思うのよね。

私がいつまでも

元気だとは限らないんだし。」

 

さも、

夫を心配するように言ってみた。