義母「あなた、何をしているの。
姑の連絡を何だと思っているの。
あなたに言いたい事があるのよ。
ほんとにもう。とろいこと」
私「申し訳ありま……」
義母「ちょっとキヌ子さんね。
何なの、あのお料理。
まずいったら、ありゃしないわ」
私「え? お料理?」
義母「なあに、わざとらしい。
厨房に置いてあったお料理よ。
あんなまずいもの、
献立合わせの会に
お出し出来ると思ったのかしら。
お里が知れるとはこの事ね。
処分させてもらったわよ」
私「処分!?」
義母「わからないの?
処分と言ったら、
捨てるに決まっているでしょう」
私「す、捨てた!?
お料理を、捨てたんですか!?」