後日、義両親からは
丁重な謝罪文と
結構な金額が入った
封筒が
慰謝料として
送られてきた。
その中には夫が
記入捺印した離婚届も
入っていた。
聞いた話によると
夫は最後まで
抵抗していたそう。
けど、義両親に一喝され
渋々記入した
ということだった。
あの日以来、夫とは
顔を合わせていない。
あの日、私は実家に
そのまま泊まり
次の日、父と一緒に
荷物を持てるだけ
持ち出した。
家にいるか
不安だったけど
夫も、実家にいたそう。
帰ると聞かない夫に
義父がこれまた一喝。
父親には
弱いみたい。
幸いなことに同居を
始めてそこまで時間が
経っていなかったから
私物も少なく引っ越しは
スムーズに行われた。
義両親からは
その後も何度か、
お詫びの
電話やメールをもらい
今も良い関係を
続けている。
その後、夫はと言うと
会社で全社員から
腫れ物扱い
されてるんだって。