嫁いびりがひどい両親に「証拠があると有利」と伝えた結果…【1話】

 

私の名前はトウ子32歳。

結婚3年目の主婦だ。

子供はおらず夫と、

その両親との四人暮らし。

こういう風に言うと

私が夫の実家に嫁いで

行ったのかと思われるかも

しれないけど

実際はその逆だ。

もともとは私と夫と

二人で暮らしていて

そこへ義両親が転がり

込んできた形なのだ。

きっかけはほんの

些細なことだった。

私が義両親の家に夫と

共に遊びに行った時に

 

義母

「なかなか顔を
 
見せてくれないから
 
寂しいわねー」

 

と義母が言い出した。

私たちもなかなか顔を

出してて無かったので

申し訳ないなと

思いながら

聞いていたんだけど

 

義父

「そうだよなあ。
 
だったらいっそのこと
 
俺達も
 
引き取ってもらうか。
 
あははは」

 

当然その時は特に

気にすることのないような

会話だったのだが、

義母はこれを

真に受けたらしく