義母
「え?
っあ!あなた達席を
代わったの?
だったら料理も
入れ替えないとね」
夫
「ん?別にいいよ。
まだ箸つけてないんだし
面倒くさいだろ」
と言って料理に
箸をのばしました。
義母はあわてて
義母
「ちょ、ちょっと待って!
ほ、ほら、やっぱり
お料理はそれぞれに
合わせてるから、
取り替えたほうが
いいのよ!!」
なんて言っていました。
しかし夫は
夫
「え?どういうこと?
別にどれも同じだろ?」
まさか私のだけ特別に
不味くしているとは
言えない義母は、
そのまま
青い顔をして
黙ってしまいました。
刺身を一口食べた夫は
夫「っう、ええ!
な、なんだこれ!
鱗だけじゃないか!」
そして貝汁を口にして
夫
「うわ!今度は
な、なんだよ!
砂だらけじゃん!
どうなってんだよ!!!」
私「え?うっそ!?
気のせいなんじゃないの?
私のは普通に
美味しいけどね。
うん!このお刺身、
新鮮でおいしいよ!」
笑顔を向けてやりました。